2015年 09月 21日
ケネス、周波数はいくつなんだ

俺の脳はまるで働かないし、感覚は麻痺しているし、空気だってまるで読めない
リチャードは呆れ果てての撤退は無関心とは別物だって言ったさ
ケネス、俺にはどうしたって周波数がわからない

そう、お前は漫画の主人公みたいに笑う、目には目をってことだ
そしてアイロニーってのは若気のいたりみたいなもんだって言う
でも俺にはどうしたって周波数がわからない

そしてまるで鎧みたいに俺たちの期待を背負っているんだ
そしてヴァイオレントグリーンのシャツを着こなすんだ
でも俺にはどうしたって、周波数がわからない。

ケネス、周波数はいくつなんだ


♣ ♣ ♣


What's the frequency, Kenneth?


What's the frequency, Kenneth?
is your Benzedrine, uh-huh
I was brain-dead, locked out, numb,
not up to speed
I thought I'd pegged you an idiot's dream
Tunnel vision from the outsider's screen
I never understood the frequency, uh-huh
You wore our expectations like an armored suit, uh-huh

I'd studied your cartoons, radio,
music, TV, movies, magazines
Richard said,
"Withdrawal in disgust is not the same as apathy"
A smile like the cartoon,
tooth for a tooth
You said that irony was the shackles of youth
You wore a shirt of violent green, uh-huh
I never understood the frequency, uh-huh

"What's the frequency, Kenneth?"
is your Benzedrine, uh-huh
Butterfly decal, rear-view mirror,
dogging the scene
You smile like the cartoon,
tooth for a tooth
You said that irony was the shackles of youth
You wore a shirt of violent green, uh-huh
I never understood the frequency, uh-huh

You wore our expectations like an armored suit, uh-huh
I couldn't understand
You said that irony was the shackles of youth, uh-huh
I couldn't understand
You wore a shirt of violent green, uh-huh
I couldn't understand
I never understood,
don't fuck with me, uh-huh



https://youtu.be/fgE_Ffc4I8A
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# by na2on | 2015-09-21 02:05 | よりみち。
2014年 12月 09日
日曜日の朝。
日曜日の朝

朝が、やってきた。
部屋の中まで夜明けを連れてきて、
ぼくを、落ち着かせなくする。
いつも通りの、日曜日の朝。

すぐ後ろには、意味もなく使い果たした時間。
でも、君のすぐ後ろには、世界が忍び寄っているんだ。
いつだって、誰かが君に語りかけている。
気にしないことさって。

朝が、やってきて、
ぼくは、どこかへ落ちて行く。
そんな気持ち、知りたくもないのに、
日曜日の朝はやってくる。

ちょっと前に、君は道をぜんぶ渡ってきたから、
もう、世界は、君の後ろにいるんだ。
いつだって、誰かが君のまわりにやってくる。
でもね、もう、気にしなくていいんだ。

この日曜日の朝に。
この日曜日の朝に。
この日曜日の朝に。
この日曜日の朝に。

Sunday morning

Sunday morning brings the dawn in
It's just a restless feeling by my side

Early dawning, Sunday morning
It's just the wasted years so close behind

Watch out, the world's behind you
There's always someone around you who will call
It's nothing at all

Sunday morning and I'm falling
I've got a feeling I don't want to know

Early dawning, Sunday morning
It's all the streets you crossed not so long ago

Watch out, the world's behind you
There's always someone around you who will call
It's nothing at all

Sunday morning
Sunday morning
Sunday morning
Sunday morning
Sunday morning
Sunday morning
Sunday morning
Sunday morning

http://youtu.be/qNO_IO5tIwI
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# by na2on | 2014-12-09 19:53
2013年 07月 13日
She's Real
彼女はほんもの。

ぼくは、なんでもできたはずなのに。
もう、かしこくふるまうことができなくなった。
君は、ぼくに別れを告げたっていいんだ。
でも、ぼくは知っている。君のこころは、嘘を言っていることを。
だからおしえてほしい。
君をだきしめるために、何をしたらいいのか。

君がほほえむたびに、ぼくはこわされていく。
どうして、こんなことができるんだい?
ぼくのこころは、残酷ですらあったのに。
もう、いまは、君がぼくのルールをどんどんこわしていくんだ。
どうして、ぼくはこんなにも、君によりかかりたいと思っているんだろう。

今夜は暑すぎて眠れないから、一晩中歩くことにしたんだ。
ジェイミーが教会の階段に座ってビールを飲んでいる。
火災報知器が鳴る5時、リヴィングトンを歩いている。
イーストリバー公園で踊りながら、ぼくは6時になるのを待っている。

夜中の2時半に2番街にたどり着いたんだ。
85丁目は眠れない人たちであふれかえっていた。
でも、君はもう寝てしまっていたんだね。
ぼくは知っている。彼女は、ほんものだ。
ぼくの思いも、ほんものだ。
隣の街路に目を向けると、君の影法師が見えたんだ。
ぼくと一緒になって。


http://www.youtube.com/watch?v=11cn1oSwVPU

原曲は Kicking Giant
ニューヨークの伝説的なバンド。
ギター&ボーカルの Tae Won Yu は現在グラフィックデザイナーとして活躍中だそうです。

“She’s Real”

I could try anything
but I'm not as smart as I used to be
you want to tell
my heart goodbye
I know, I know, I know
your heart don't lie
tell me what I gotta do
to be good for you.

When you smile
you're breaking me,
I don't know how
you put this change in me
I used to be so cruel
but now it's you
who's breaking all the rules
tell me why I'd want to hold on to you.

Tonight it's much too hot to sleep
and I walked all night
Jamie's drinking beer on the church steps,
five o'clock fire alarm. 
Now I am walking down Rivington
East River Park
swinging on swings in the dark
I'm waiting for six o'clock.

I was sleepless second avenue
everybody's out tonight
85 at half past two
but you're sleeping by yourself...
She's real she's real I know my love is real
but from a block away
I can see your shades drawn down and black.
Be my baby.
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# by na2on | 2013-07-13 20:18 | よりみち。
2013年 07月 12日
くそったれイングラン。
"Inglan is a bitch" Linton Kwesi Johnson

W´en mi jus´ come to Landan toun
Mi use to work pan di andahgroun
But workin´ pan di andahgroun
Y´u don´t get fi know your way around
Inglan is a bitch Dere´s no escapin it
Inglan is a bitch Dere´s no runnin´ whey fram it

ランダンにオレはやってきて
地下にもぐって仕事する
地下で仕事していると
まわりのことなんてまるでわからなくなる
くそったれのイングラン、逃げ場なんて、ない
くそったれイングラン、どこにも逃げらんない
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# by na2on | 2013-07-12 22:51 | よりみち。
2012年 07月 24日
夜の街。
drivin on 9

夜の9時、ドライブに出たら
街頭に照らされた
わたしの影が見える
じぶん家を後にしよう

夜の9時、ドライブに出る
モーテルを越して
松の木を見ながら
あなたのことを思う

夜の9時、ドライブに出る
130号線を探していたのに
多分通り過ぎたみたい
次の曲がり角まで走ろう

夜の9時、ドライブに出たら
わたしはかわいくなっている
カーソン街の
小島でひとやすみ

夜の9時、ドライブに出る
お父さんはショットガンを持っているかな
でも、彼は絶対ほしくないって言っていた
もう少し走ろう

夜の9時、ドライブに出る
窓のそとを眺めながら
あなたのことがまだ好きかどうか確かめる
何が正しいのか、しばらく、考える

夜の9時、わたしはドライブに出る。

♣ ♣ ♣

元詩は、ブリーダーズ。
大好きなバンド、大好きな曲。
http://youtu.be/cLKUfBLJVqE

♣ ♣ ♣

ずっと前のこと、なんども夜の街を歩いた。
でも、結局なにもわからなかった。
ぼくは誰といたいんだろう。
その気持ちに正直に動くことに決めた。

今だって変わらないあやふやさ。
夜の街の通奏低音を感じながら、ぼくは、歩き続ける。
いくつかの秘密を抱えて。
ショットガンにおびえながら祈りを捧げる。
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# by na2on | 2012-07-24 00:22 | よりみち。
2012年 01月 03日
ものがたりは、つづく。
ひとめぐりしました。
12回をもって、雑誌”nico”の「公園の風景」、連載終了です。

最後の詩は、ぼくにとって、はじまりのうたを掲載しました。

♣♣♣


母海

はるかあなた山のむこう
きみのすきな花が咲く
いつかたどりついた丘
あれた海の夢を見る

かさねた嘘は風に舞い
悲しい思い出も今はない
どこかで聞いたかすかな鼓動
私をとりこみうねりだす

いつか鳥はみな眠り
しげる草木は枯れ絶える
町の記憶は消え去って
なにが私を立ち止める

きみは、今もかえりつづけ
私は今、そこにいる
きみがかえるその日まで
私はただ、そこに待つ


♣♣♣

原型は、あるひとと、冬の熊野の山中を歩いて、帰って来てから書きあげた詩です。
歩き疲れた夕暮れ時、そのひとと少し距離をおいて休憩したときに、
ぼくは確かに大地からの鼓動を聞いたように感じました。

その鼓動は耳を澄ますと、東京でも聞くことができました。
夜中の明治通り、昼間の青山墓地、夕暮れの浜離宮。
そして、そのひとと暮らしはじめた地にある、公園。

川に沿って作られた公園を、そのひととなんども歩きました。
つないだ手を通して彼女の鼓動が伝わってくるたび、ぼくはどきどきしました。
ひとに触れることは、そのひとの気持ちに触れることだ、と思いました。

こどもが産まれてからは、三人で公園に行きました。
こどもは、みどりの草の上をはいはいし、やがて歩き、走り出しました。
この子は、確かに、冬の熊野で、ぼくたちを見おろしていたように感じました。

ものがたりは、続きます。
断片がつなぎあわさり、家族のお話がつむがれていく。
そのさまは、ちいさな町が、多色刷りのようにかさなりあってできた、
東京みたいです。

公園をテーマに詩を書くなんて、とても楽しい経験でした。
だから、ちょっと味をしめています。
今度は、友人の写真家と、連作を作って行くつもりです。
テーマは「東京」。
いつになるかな。わからない。でも、キットやります。
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# by na2on | 2012-01-03 23:25 | 連載「公園の風景」
2011年 10月 20日
秋の公園。
Why Not Smile

かたいコンクリートが
きみをこなごなにしてしまった

きみがきみのことを語るために
ぼくはなんだってしたのに
なんだってしゃべるのに
漫画に出てくるレンガの壁みたいにさ
きみのことばをきくために

ずっとかなしかったんだよね
すごく心配してきたんだ
さあ、ほほえんでよ
かなしかったんだよね
なんでわらわないの

なんだってしゃべったよ
きみのことばをきくためだったら
なんでわらわないの
ずっと、かなしかったんだろ
ずうっと、かなしかったんだね。

REM "Why not smile"
http://youtu.be/4HMQznKH3MM

原詩は、REMのマイケル・スタイプ。
もっともっと、示唆に満ちた歌詞のように思うけど、意訳という名のマチガイご容赦を。

このうたは、聴いていると、死にとても近いところで歌われているように感じる。
低い声で、かえることのないかもしれない言葉を、かけ続けながら、
静かに、あるがままを受け入れ、やがて、再生へとつながっていくうただと思う。

死んだ人のたくさんの語られる事のなかった思いは、
魂とともに天に広がり夜空の星となって、
生き残った人たちの、足もとを、ぼんやりと照らし出す。
そのあかりを頼りに、ぼくたちは、一歩ずつ、前に歩き出す。

先日、久しぶりに話した、ひとがいて、
そのひとが、とおくの町で、たたかっていて。
でも、そのひとは、自分のすべきこととして前を向いていて。

一度、死をとても近くにかんじて、そして、生き続けるひとたちがいる。

ぼくは、言葉をつむごうと思う。
たいせつなひとたち、そして、愛するひとたちが、笑うような、楽しい気持ちになるものを。
たいせつなものごとや思いを、つむいでいこう。

このうたは、マイケル・スタイプがつむいだ、やさしいうた。
おだやかな秋の公園を歩くみたいな、とても、やさしいうた。
さあ、歩き続けよう。
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# by na2on | 2011-10-20 10:30 | よりみち。